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北朝鮮拉致問題調査会を解体! [東アジア情勢]

 朝日新聞によると

“北朝鮮が拉致問題の特別調査委を解体すると宣言したことを受け、
日本政府高官は12日夜、「日本は交渉の扉を閉ざしていないが、
北朝鮮がそう判断するなら仕方がない」と語った。

拉致問題の進展は当面、困難になったとの見方が政権内には広がっている。」”
と日本政府の見方も紹介されている。

 毎日新聞は
 “拉致被害者の有本恵子さん(行方不明時23歳)の父明弘さん(87)=神戸市長田区=は、
北朝鮮が表明した調査委解体について「予想できた手口で腹立たしい」と怒りをあらわにし、
「ほとぼりが冷めたら、またすり寄ってくるのではないか。
政府は制裁を決して弱めるべきではない」と話した。”

と報道している。

北朝鮮の経済的制裁の効果は?

 日本では一般論として、北朝鮮に制裁をという声が大きい。
しかし、日本が独自に制裁を行ってもはたして効果があるのだろうか?

 日本ではほとんど報道されていないが、北朝鮮にはレアメタルなどの地下資源があり、
イギリスやフランス、ドイツと貿易を行っていたり、中東、イランとの取引もある。
特に中東とは核兵器の技術や武器の販売で北朝鮮に外貨が流入しているという人もいる。
 青山繁晴氏はそれが拉致問題の解決が後回しにされた要因と見ているようです。

 これを考慮すると日本が独自に制裁を行っても殆ど効果はないと思える。
人的な交流が全くなくなってしまうと、日本には北朝鮮の情報が全く入らないという
不利益が出るのではないか?

拉致問題は解決できるのか?

 これで交渉が全くなくなるのではないでしょう。
経済的には欧米や中国は行き詰まりをみせていて、
なんとかなっているのは日本だけという状況になりつつある。
それが円高に動いている今の為替の傾向に顕れていると思う。

 欧州諸国との貿易に行き詰まり、イランとの兵器交渉などが
うまくいかなければ、又日本にすり寄るのは目に見えていると推測できます。

 もう一つ懸念があるのは、拉致被害者が政府中枢で重要な役割を
果たしている可能背を指摘する声がある点です。

 北朝鮮の国家機密を知っている人物が日本に帰国すると、
その情報が明るみになると色々と不利益が生じるから、
それが許可されることはありえないというのだ。

解決方法は実力行使?

 そうなると、唯一解決が可能な方法は、優秀な自衛隊が
秘密裏に北朝鮮に侵入し、救出してくるという方法しかないのではないかと
思えるのです。

 しかし、今の日本の世論を考えるとその実力行使は不可能だと思える。
余程のことが起きない限りは。
 ただ今世界株安となりアメリカ主導も崩壊しそうな雰囲気なのです。
最後は神国である日本が復活し、世界をリードするようになり解決が
なされるのかもしれないですが。

北朝鮮ミサイル発射の動き 日本はどうなる? [東アジア情勢]

 北朝鮮ミサイル発射の動きのニュースが飛び込んできたのですが、
日本への影響はどうなるのでしょうか?

 アメリカジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は3日、
北朝鮮北西部の東倉里にあるミサイル基地「西海衛星発射場」の最新の
人工衛星画像を公開した。

 同研究所は、ロケットの段を組み立てる施設周辺に動きがあることを確認し
「発射の準備を示唆している」と分析した。 

とのニュースがYahooニュース(時事通信)に出ていたのですが・・・

金正恩の思惑は?

 先月の水爆実験を成功と北朝鮮は発表しました。
各国のメディアは失敗という評価をしているようですが(特に日本では)。

 前から北朝鮮はアメリカの支配を拒否していて、
対等の立場を維持しようとしていると思えます。


 それが先月の水爆実験となったと思います。
もう一つの原因は牡丹峰(モランボン)楽団が中国公演中止で
恥をかかされたという金正恩の北朝鮮の考えで、
中国にひと泡吹かせたいといったことです。

 北朝鮮の金正恩の思惑はアメリカに北朝鮮は原爆と水爆を
兼ね備えたれっきとした「核保有国」と認めさせたい。
それを前提に、朝鮮戦争を終戦させ、平和条約締結し、
在韓米軍を撤退してもらい、朝鮮半島を統一したい。
もちろん北朝鮮が韓国を併合する形で。
 
北朝鮮の核技術はどこから?

 日本では北朝鮮に先進的な核技術はないという考えが主流です。
しかし、日本と北朝鮮には国交がなく、経済制裁のために人的交流
もない現状では、情報が全く入ってきていないのです。

 その一方で、北朝鮮にはレアメタルなどの資源も埋蔵されているので
欧州特にイギリス、ドイツ、フランスは貿易をしていると菅沼氏や中丸氏は
著書で述べられています。

 従って日本で考えられている以上に経済的に苦しくないと思えるのです。
少し話がそれたのですが、北朝鮮の核技術は一体どこから流入したの?
という疑問ですが、大東亜戦争終戦で日本にいた日本人及び朝鮮人で
軍事、核兵器開発に関係していた人が帰国したり、渡航したりで
その基礎を築いたと思えます。
 その後の発展には、ソ連の技術の流入があったのです。ソ連が崩壊
した後は、その流入が加速したようです。

 昨今では、欧州との貿易で取引があるので、部品を購入したり
という技術の流入があると想定されます。

 それらを考慮すると、日本で考えられている以上に北朝鮮の
核技術は進んでいる可能性が高いと推測されるのではないでしょうか。

朝鮮半島の有事は?その時自衛隊は?

 では、実際に朝鮮半島の有事の可能性はあるのでしょうか?
有事がおこると自衛隊はどうするのでしょうか?

 アメリカの経済状況はかなり悪くなっていると思えます。
世界の警察と活動していた頃とは雲泥の差です。

 軍隊を派遣するのも資金が必要です。今のアメリカ財政に
それだけの余裕がなくなってしまっているのです。

 すると将来的に在韓米軍が撤退し、平和条約締結の可能性は
あると思えます。すると核の力で北朝鮮の南進が現実味を帯びる
のです。

 そうなると日本でも周辺事態となり、日本の国家的な危機状態と
考えられるので、自衛隊派遣が現実味を帯びるのです。

 その時はアメリカ軍の傘下となると思えます。ただ自衛隊は補給部隊
として参加するのでしょうが、補給部隊は狙われる危険性が非常に
高いのです。物資や食料の補給を断つのが一番相手の軍を疲弊させる
のですから。

 しかも米軍は海軍及び空軍の出兵となりそうなのです。今の中東でも
陸軍の派遣をしていないことから、アメリカの軍事作戦が見えるのです。
でも補給は最前線に行う必要があるのですが、その陸上部隊は韓国軍と
なるのです。

 日韓の安保条約は締結されていないなかでの自衛隊派遣は非常に
危険と思えます。どうしても主導権は韓国軍となりそうだから。

 韓国軍は逃亡する割合が高いと聞いています。現実的に自衛隊が
戦場に取り残されてしまい、壊滅する危険が高くなると危惧される
のです。

 一番の日本の問題は、北朝鮮の金正恩の思惑が全く分からない
ことではないでしょうか?情報の収集と今後の対策を国家の存亡と
威信をかけて行う必要があると思えます。

北朝鮮が日本でスパイ活動!韓国工作か [東アジア情勢]

 朝鮮大学校(東京都小平市)元幹部、朴在勲容疑者が日本でスパイ活動をしていたと産経新聞で報じられた。

日本はスパイ天国?

 日本にはスパイ防止法がなく、取り締まることが出来ないことから「スパイ天国」と言われているのです。
 どこの国でも通常スパイは違法行為となり、国家の機密事項や機密情報を守っているのです。もちろん韓国にもそういった法律があり、スパイ活動が日本より厳しいが、日本にはそれを取り締まる法律がないことから「スパイ天国」となってしまっているのです。そこで韓国ではなくて、日本で活動をしていたのです。

 北朝鮮の225局が政治工作を仕掛けていて韓国工作をしていたと今までの捜査で判明しているのです。

日本での法整備の歴史

 1972年の佐藤内閣で問題視され(西山事件)、中曽根内閣で法整備をしようとしたのですが、マスコミが報道の自由がなくなるとの懸念から反対キャンペーンを張り、法案提出も出来ませんでした。1985年に議員立法で提出されるも社会党や公明党、共産党などの野党の反対で不成立で継続審議となったのです。その後廃案となりました。
 2001年の自衛隊法の改正に伴い、2003年の5月に個人情報保護法関連の法律が成立、2013年に安倍内閣で特定秘密の保護に関する法律案が提出され、可決されました。
しかし、内容は諸外国に比べ、ゆるやかで罰則も軽いと言われています。

日本の論調の問題点
 
 ここで反対する人は、個人の基本的人権を重視しているというのです。でも国家が危機に瀕して、国益が犯されそれが侵略に繋がるとすると、日本国民の人権が犯されることになるのではないでしょうか?
 普通に生活しているならば、スパイ防止法があってもそれに引っかかることはないと思うのですが、反対ということは、そういった日本国家の国益に反する活動をしていると告白しているというのかもしれないですね。

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